ミックスダブルスで意識すべきポイント
- Marlin-kun

- Mar 16
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Updated: Mar 21
ミックスダブルスをプレーしていると、いろんなスタイルの試合を見かけます。上手くハマる戦略もあれば、「これはどうなんだろう?」と思うものもありますよね。今回の動画では、そんな疑問を深掘りして、本当に使える戦略なのか、それとも避けるべきなのかを考えてみます。
試合を重ねるうちに「これ、最初から知っておけばよかった!」と思うことがいくつもありました。そういった実践的なコツや戦略を、今回シェアしたいと思います。動画の最後にはプレゼント企画もあるので、ぜひ最後までチェックしてください!
女性プレイヤー側の戦略
まずは女性プレイヤー側の戦略について話していきます。
ミックスダブルスを始めたばかりのころ、ディンクの使い方がとても大事だと気づきました。
普通のダブルスでもディンクは重要ですが、ミックスダブルスでは特に工夫が必要です。
多くのプレイヤーは、目の前の相手にディンクを返しがちです。でも、それではパートナーがほとんどプレーに関与できず、試合の流れをつかむのが難しくなります。そこで意識したいのが、ディンクをコート全体に散らすこと。特にクロスコートのディンクを使うと、パートナーもラリーに関与しやすくなります。
最初は難しいかもしれませんが、相手の外側の足と内側の足を交互に狙うように意識すると、相手の動きを乱せるのでおすすめです。
もうひとつ、相手の男性プレイヤーの動きをよく観察するのもポイント。一般的に、男性プレイヤーは中央に寄りがちです。これはクロスコートのディンクを攻めようとしているからですが、それを逆手に取って、数回クロスコートのディンクを打ったあとに、サイドラインへ狙うと、相手の意表を突くことができます。
また、思い切って正面の男性プレイヤーに攻撃を仕掛けるのも意外と効果的。多くの男性プレイヤーは、女性からの攻撃をあまり警戒していないので、意外性を活かせます。
加えて、もしチャンスがあればエルニー(Erne)を狙うのもアリです。特に、相手が前傾姿勢になり、頭が下がったときがベストタイミング。たとえ決められなくても、動きを見せるだけで相手にプレッシャーをかけることができます。
男性プレイヤー側の戦略
ミックスダブルスでは、ミドルボール(中央に来るボール)の処理が大きな課題になります。
コートを「自分の半分・パートナーの半分」と分けて考えるより、状況に応じて男性が少しパートナー側に入ってサポートするほうが有利になる場面が多いです。
男性プレイヤーが中央に寄ることで得られるメリットはいくつかあります。
パートナーのバックハンドを減らす
ミドルのボールを男性が処理すれば、女性プレイヤーはフォアハンドを中心にプレーできる。
相手のコートを狭くする
攻撃的なポジショニングを取ることで、相手が打てるスペースを減らし、ミスを誘える。
攻撃のチャンスを作る
中央に浮いたボールを積極的に攻めることで、得点につなげやすい。
ただし、寄りすぎると逆に弱点を作ってしまうので注意が必要です。だいたいコートの60%程度をカバーするのがベストで、それ以上寄ると相手にサイドを狙われやすくなります。
また、体の重心が片側に寄りすぎると、逆サイドへの対応が遅れるので、できるだけ体重を均等に分散することを意識すると、どちらのボールにも素早く反応できます。
試合中のコミュニケーションが鍵
技術だけでなく、パートナーとのコミュニケーションもめちゃくちゃ大事です。
サードショット(第3打)での声かけ
サードショットでドライブを打つのか、ドロップを狙うのかをあらかじめ伝えておくと、パートナーがポジションを取りやすくなります。
ラリー中の声掛け
「自分がミドルを取る」「こっちは任せる」など、しっかり伝えることで迷いをなくし、試合運びがスムーズになります。
ミックスダブルスでは、ディンクの使い方、男性のサポート、ポジショニング、コミュニケーションのすべてが勝敗を左右します。
まだまだ自分も試行錯誤しながらプレーしていますが、こういったポイントを意識することで、試合の流れをつかみやすくなるはずです。




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