アンドレ・アガシが語る、テニスとピックルボールのバックハンドの違い
- Marlin-kun
- Apr 27
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本日ご紹介するのは、最近ピックルでプロ宣言した伝説のアンドレ・アガシが、自身の代名詞でもある「両手打ちバックハンド」を、テニスからピックルボールにどのように適応させたかを語る、とても興味深い動画です。お時間がない方のために、要点をまとめましたので、ぜひご覧ください。
テニスにおいてアガシは、利き手である右をメインに使い、ラケットをしっかり握り、ボールを深い打点まで引き込み、左手でフィニッシュするというスタイルでした。しかし、ピックルボールでは、パドルにストリングがないため、同じ感覚でボールを「つかむ」ことができず、このやり方がうまく機能しません。
ピックルボールでは、非利き手(左手)を主体にしてショットを打必要があります。
右手はバランスを取る役割に留まり、力は入れません。
バックスイングは小さく、パドルを体の近くに保ったまま打つことが重要です。
テニスのように大きく引いてしまうと、タイミングがずれやすくなり、方向性を失いやすくなります。
さらにアガシは、上級者向けの工夫として、パドルの裏側に指を立てる伝統的なスタイルをやめ、両手をグリップにしっかり添える方法を試していると話しています。
これにより、キッチン周辺でのショットで、より強いトップスピンと回転をかけることが可能になります。
ただし、この方法はタイミングとコンタクトポイントの精度が非常に重要であり、一般的なプレーヤーにはあまり推奨されません。
まとめ
テニスでは右手主導
ピックルボールでは左手主導
バックスイングはコンパクトに
力で打つのではなく、バランス重視でスイングすることが重要
世界的なレジェンドであるアガシでさえ、ピックルボールに適応するためにこれほどまでに工夫を重ねていることを知ると、このスポーツの奥深さを改めて実感させられます。
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